2008年 10月 4日
女子シングルス準決勝は、ともに接戦となったが、上位シードの選手がここ一番での大事なポイントをものにして試合を制した。
第1試合は、第5シードのカネピと第8シードのウォズニアクの対戦。試合は序盤の第1ゲームをブレークしたカネピが6−4で第1セットを先取。第2セットは先にサービスダウンしたものの、逆転して6−4。ストレート勝ちで決勝に駒を進めた。「失うものはないと思って、ここまでリラックスしてプレーできているのが、いい結果につながっているのだと思う」とカネピ。ツアーでの決勝進出は、06年10月ベルギーの大会以来2度目。今年は全仏オープンでも準々決勝に進出しており調子がいい。「全仏での好成績は自信につながっている。明日は攻撃的にプレーしたい」と語った。
日本テニス協会広報委員会委員・フリーライター 成瀬悦朗