2007年10月 7日
ともにノーシードから勝ち上がった両ペア。第1セットは第8ゲームまでサービスキープが続く。しかし、第9ゲームでカー/リンドステットがブレークに成功。これは、ノーアドルールのデュース(ディサイディングポイント)を制したものだった。このブレークを生かし、カー/リンドステットが第1セットを6−4で先取。第2セットも、VTRを見ているような展開だった。またもや第9ゲームでカー/リンドステットがブレーク。6−4でセットを連取して初の栄冠に輝いた。
流れを決めたダブルスの新ルールについて、カーは「先手をとってゲームを展開していくことが大切。ファーストポイントから攻めにいかないと勝てない。第1セットを取っても第2セットを取られると、その後はマッチタイブレークが待ち受けている。タイブレークに入ると1ポイントが勝敗を左右する。そういう意味で、この新しいルールが持つプレッシャーの大きさは今までの3セットマッチとは大きく異なる」。
試合の展開がスピーディーで、観客にとっては面白い新ダブルスルールだが、運にも左右されるため、今後も多くの番狂わせを起こすだろう。サッカーのPK戦にも似た一発勝負は多くの興奮と驚きを観客に与えるに違いない。
広報委員・フリーライター 成瀬 悦朗