2007年10月 4日
第1セット第3ゲームまでは互いにサービスキープ。しかし第4ゲーム、ビーナスがモリクのサーブをブレークすると、モリクはすかさず次のゲームでブレークバック。両選手の意地が激突する準々決勝。このレベルの試合になると甘いボールがすぐさま相手のウイナーにつながるだけに、両選手とも深いボールを正確にプレースメントし、緊迫感のあるラリーが続いた。
第1セットはタイブレークに突入した。ここでビーナスはモリクのサーブを果敢にアタック。5度のミニブレークに成功し、タイブレークを7−4で制し、第1セットを先取する。第2セットに入っても、一進一退の攻防は変わらない。サービスキープで終盤に突入したが、ここ一番での勝負強さのあるビーナスが第7、第9ゲームを続けてブレーク。6−3でこのセットを取り、準決勝へと駒を進めた。
「今日はナイスショットもあればエラーもあった。しかし、どんなプレーであろうと勝つことが大切。モリクはリードされてもあきらめないし、今日はサーブも好調だったので苦しんだ」とウィリアムズ。「明日の準決勝、土曜日の決勝を勝ってタイトルをとりたい。常にポジティブに、今すべきことに集中している」と会見を締めくくったビーナス。その目には「優勝」の2文字しか見えていないようだ。
広報委員・フリーライター 成瀬 悦朗