2007年10月 3日
女子シングルスは準々決勝。ここまで危なげなく勝ちあがってきた第1シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)だが、次に待ち構える相手は自己最高ランキング8位の強敵アリシア・モリク(豪州)。
グランドスラムで顔を合わせることの多い両選手。99年全仏、02年全米、05年全豪と、過去4度の対戦のうち3度はグランドスラムでのものだ。対戦成績はビーナスの3勝1敗。しかし、前回の対戦、05年全豪4回戦ではモリクに軍配が上がっている。モリクはその後、病気に苦しみランキングを落としたが、最新ランクでは74位まで盛り返した。しかも、モリクは今大会絶好調で、ここまでの2試合で計4ゲームしか失っていない。バウンドの速い有明は、ビーナスだけでなくモリクにとっても好きなサーフェスだろう。ランキングには大きな差があるが、9位のビーナスにとって決して楽な相手ではない。
男子シングルスは3回戦を迎える。AIGオープン初出場、注目の第3シード、リシャール・ガスケ(フランス)は、03年AIGオープンの覇者ライナー・シュットラー(ドイツ)を迎え撃つ。両者は初めての対戦だが、ガスケ優位は動かない。21歳とは思えない老獪なテニスをするガスケに、31歳シュットラーの経験がどこまで通用するか。勢いvs経験のバトルに注目だ。
日本勢では、男子ダブルスでベンヤミン・ベッカー(ドイツ)と組む鈴木貴男が第4シードのアシュリー・フィッシャー(豪州)/ジム・トーマス(米国)と、女子ダブルスでは中村藍子/タマリネ・タナスガーン(タイ)がカミーユ・パン(フランス)/マリア・サレルニ(アルゼンチン)と、また、ソフィー・ファーガソン(豪州)と組んだ米村明子はカタリナ・カスタノ(コロンビア)/アビゲイル・スピアーズ(米国)と、それぞれ準決勝進出を懸けて対戦する。
広報委員・フリーライター 成瀬 悦朗