AIGオープン2007記事12

2007年10月 3日

ストレート負けながら、可能性を感じさせた森田/杉山[女子ダブルス1回戦]
10月 3日 第3日 第2コート 第4試合 女子ダブルス1回戦
  • 荘佳容(中国台北)
  • バニア・キング(米国)
  1. 6-3
  2. 7-6(3)
  • 森田 あゆみ
  • 杉山 愛
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試合全体を振り返れば、目立ったのは相手ペアの勝負強さであり、力強さだった。特に荘は、さすがはグランドスラムのダブルスで優勝を争う選手。ポーチの鋭い動き、ボレーの反応など一級品のダブルスを見せた。しかし、森田/杉山も健闘した。森田のダブルスでの最新ランキングは186位。このペアで出場したトーナメントは昨年のAIGオープン、今年のフェド杯フランス戦など過去3大会にすぎない。その点を考えれば、このスコア、そして試合内容は及第点と言える。

第1セットは序盤にリードを許し、3−6で落とす。第2セットも一時は1−4と離されたが、よく追い上げてタイブレークに持ち込んだ。森田のスピードのあるグラウンドストロークと杉山のネットプレーが噛み合い、二人が目指す攻撃的なダブルスが見られた。終盤の勝負どころで明暗を分けたのは、ペアが持つ勢いとプレーの精度の差だろう。

森田はこう振り返る。「勝負どころで相手が先に仕掛けてきて、やられてしまった。そこで何かできればよかったと思う。しかし、全体的に今日のダブルスはよかった。負けはしたが、十分チャンスがあるなという感じでプレーしていた」。

杉山も同じような言葉を口にした。「初めからクロースな(競った)展開だった。流れは行ったり来たりしたが、第2セット後半には流れが来て、いい形で追い上げることができた。そこでもうひと踏ん張りして、積極的にいくことができればよかったが、相手もここではしっかり勝負してきた。それは次回の課題にしたい」。ストレート負けにも、杉山は手応えを感じた様子。「荘のようなトップ選手相手でもしっかり戦えると感じた。乗っていけば、スコアは逆になっていたと思う」。二人に必要なのは、ペアとしてのあと少しの経験と、そこから生まれる自信だけだろう。

広報委員・フリーライター  秋山 英宏

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