2007年10月 3日
ステップを踏むような軽快なフットワークでリズミカルにコートを駆けまわるフェレールが、コロシアムの観客を魅了した。第1セットは、サービスダッシュでネットへ詰めるムーディを崩すのにややてこずったが、第2セットは得意のリターンも決まり、AIGオープンでの初勝利を挙げた。
第1セットは互いにサービスダウンで始まったが、第3ゲーム以降は両者サービスをキープし、6−6に。タイブレークも競り合いとなったが、7−5でフェレールが第1セットを奪った。
ムーディのサーブや有明コロシアムのサーフェスにも徐々に慣れてきたフェレール。第2セット第5ゲームでブレークに成功すると、そこから一気に4ゲームを連取し、2回戦進出を決めた。「有明コロシアムのサーフェスは、自分には少し速いと思う」と、試合後の会見で語ったフェレールだが、ややフラット気味に対応することでうまく対応した。
全米オープン以来のトーナメント出場となった今大会だが「マスターズカップに備えるために出場を決めた」とフェレール。マスターズカップ出場権を争うレースでは、現在6位。シーズン最終戦に向けて弾みをつけるための、AIGオープン初タイトル獲得へ、第一歩を踏み出した。
広報委員・フリーライター 酒井 朋子