2007年10月 2日
「相手うんぬんというより自滅。流れをつかめないまま試合が終わってしまった。練習ではいい感じでボールが打てているのに、試合になるとそれができない。原因はメンタルだと思う」。試合後に本人が振り返ったとおり、それほど怖さのない格下に苦杯をなめさせられてしまった。
第1セット第4ゲーム、杉山は2本のダブルフォールトから袁梦にブレークを許すと、第8ゲームもサービスダウンで、3−6でこのセットを落とす。第2セット、なんとか修正を図りたい杉山は、脚を動かして積極的にゲームを展開しようと試みたが、いまひとつタイミングの合わないストロークに徐々にリズムを失い、結局このセットも相手に4ブレークを喫し、ゲームセット。
第1、第2セット合わせて杉山のダブルフォールトは8本。サーブが入らない、ストロークが決まらないという悪循環から、相手のショットに対しても読みがままならず、ミスの山を積み重ねてしまった。
「(5月から7月にかけての)ヨーロッパ遠征ではよかったのに、その後のアメリカからリズムが悪くなった。来年はオリンピックもあるので、この大会で良い成績を残し来年へのステップにしたかったのに残念。フィジカルをもう1度鍛え直して来季に臨みたい」と杉山。1回戦敗退は95年以来12年ぶり。自国開催のトーナメント、日本のエースにとっては残酷な結果となってしまった。
広報委員・フリーライター 成瀬 悦朗